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The Little Mermaid

2010-04-02 | 00:00

先日、サンフランシスコバレエのプログラム5『The Little Mermaid』を観て来ました。
振付は、ハンブルグバレエのディレクター、ジョン・ノイマイヤー。
2005年にロイヤルデニッシュバレエにて新作として発表され、2007年にハンブルグバレエ
にて再演(ハンブルグバレエバージョンでしたが)、 そして今回サンフランシスコまでやって
来た『The Little Mermaid』…、『私はクラシックの全幕ものだと思って観に来たのに…』と
エレベーターに一緒に乗っていた夫人が不平を言うほど、そう…この作品は限りなく
コンテンポラリー一色でした。

『The Little Mermaide』と聞くと小さな女の子に限らず、皆、お姫様の出てくる柔らかい感じ
のストーリーをイメージしてしまうと思うのですが、この作品は音楽もきつい場面がある上
に振付的にかなり残酷なイメージを与えるシーンがあったため、観ていて抵抗を感じた方
もいたのではないかと思いました。しかし、ストーリーの伝え方や運びは北米で観る舞台
と大きく異なり(…と私は思いました)、心にずっしり来るものを吸収し、ストーリーをしっかり
消化出来た観客には感動的な舞台構成であったのではないかということが想像出来ます。

私は、自らが劇場へ足を運ぶ前『The Little Mermaid』を観た世界中の評論家のコメント
を読んでいたのですが、多くは、指摘することが同じで、それは『ジョン・ノイマイヤーの
作品は多々構成され過ぎてしまう…』ということ。
私は構成に関して語れるほどの舞台を観ていませんが、確かにこの『The Little Mermaid』
は構成が複雑であるとは感じました。
しかし、ライティングの使い、舞台の埋め方、ストーリーの展開等々先程も触れましたが
北米で観る舞台とは大きく異なり、客席に座っている観客を舞台へ引きつけるエネルギー
のある舞台であったと大きなショックを受け、欧州の舞台をもっと観てみたい!!!…という
気持ちになりました。

下記は、『The Littel Mermaid』のプレビューを含むリンクですので、ご興味のある方は
ご覧下さい。

The Little Mermaid

Program 2 & 3の感想

2010-03-01 | 00:00

皆様こんにちは。

先日、サンフランシスコバレエのプログラム2と3を観て来たというお話をしましたが、本日はほんの
少しだけ私の感想等をお話ししたいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、
サンフランシスコバレエは、ABTやNYCBに続くアメリカ3大カンパニーの一つですので、カンパニー
の規模が大きい分素晴らしいダンサーが沢山います。私はこれまで様々なカンパニーの公演を拝見し、
規模に関わらずどのカンパニーにも必ず数名は『このダンサー凄い!!!!』と鳥肌を立たせてくれる
ダンサーがいるのですが、サンフランシスコバレエ内では、2007年に引退したMuriel Maffre、そして
昨年引退したTina LeBlancの2名が私にとってその鳥肌を立たせてくれるダンサー達でした。
Murielは下記の写真を観てもおわかりになる通り長身でとても細く、恐らく舞台に出ている彼女を
観て魅了されない人はいなかったであろうと思うほど不思議な魅力のあるダンサーでした。
対してTinaは、身長160cmなく、プロポーション的にはクラシックのダンサーに向いてるとは言い難い
プロポーションですが(若い頃、彼女自身も自分のプロポーションがコンプレックスだったそうです)
彼女ほどバイタリティーがあり、足のさばきの素晴らしさ、技術の正確さ、そして素晴らしい芸術性
を持つダンサーを私は未だかつて見たことがないと言いたくなるほど圧倒されるダンサーでした。

さて2人が去った今、私の中で最も刺激的なダンサーは、2007年にプリンシパルとして入団してきた
Maria Kochetkova
Mariaは、昨年の夏に世界バレエフェスティバルに出演しており、また10月にも越智バレエへゲスト
出演していますので、日本にお住まいの皆様もご存じの方が多いと思いますが、この小柄で華奢な
ロシア人ダンサーは人を魅了するダンサーになるべくして生まれて来たのであろうと思いたくなるほど
才能に溢れ、美しいダンサー。
私が観て来たプログラム2では、彼女がJerome Robbinsの作品『Opus 19/The Dreamer』のプリンシパル
を踊っていたため、個人的にあまり好きではないこの作品を退屈せずに観ることが出来ました。

ここで少し作品についてお話しますが、
プログラム2の中で最も素晴らしかったのは、Christopher Wheeldonの作品『Ghost』
舞台空間を空気で全て埋め尽くしてしまうような構成であり、動きに流れがあり、また巧妙で観て
いて舞台に吸い込まれそうになりました。途中、Yuan YuanとDamianのデュエットがあったのですが、
このデュエットもとても美しかったです。

そしてプログラム3。
プログラム3はバランシン特集だったのですが、セレナーデもテーマも私自身躍った回数が多いため、
とても客観視することが出来ず、正直なところなかなか観客として入り込めませんでした(苦笑)。
しかしテーマの主役をこの日初めて踊ったFrances Chungは、とぉぉぉっても素晴らしかったと思い
ます。Francesはヴァンクーバー育ちのカナディアンチャイニーズ。昨年、12月の胡桃のシーズン中
にプリンシパルに就任したばかりですが、ダンサーとしてはベテランの域に達していますので当然
主役を務める力量は十分にあります。

ところで、セレナーデの初演は1935年、テーマの初演は1947年、つまりセレナーデは今年75歳、
テーマは今年で63歳であることは皆さんはご存知でしたか(知りませんよね…笑)???
これらの作品が現代まで踊り続けられていることだけでも正直かなりショックではありますが、それ
よりも75年や63年前にあれほど難しい振付を昔のダンサーが踊っていたという事実…、色々な意味で
私はそっちの方がショックでした(笑)。


それでは。



















Program 2 & 3

2010-02-22 | 00:00



先週末、2日続けてサンフランシスコバレエの公演を観て来ました。
土曜日と日曜日のプログラムは異なり、土曜日にはProgram 2、日曜日にはProgram 3を観ました。
各プログラムの詳細は下記の通りです。

■Program 2-Mixed Bill■
Opus 19/The Dreamer
Composer: Sergei Prokofiev
Choreographer: Jerome Robbins

Set to the ethereal music of Sergei Prokofiev, Jerome Robbins’ Opus 19/The Dreamer is
classical in its form and romantic in its passion.

Ghosts
Composer: C.F. Winger
Choreographer: Christopher Wheeldon

Lovely, serene passages face forceful, chilling interludes in this world premiere by
Christopher Wheeldon that features music by two-time platinum recording artist, Kip Winger.

Company B
Songs sung by The Andrew Sisters
Choreographer: Paul Taylor

Set to the big-band era songs of The Andrew Sisters, Company B illuminates dominant
social issues and the uplifting and sorrowful emotions that surround them.


■Program 3-Balanchine Masterworks■
Serenade
Composer: Peter Ilyich Tchaikovsky
Choreographer: George Balanchine

Leading off this all-George Balanchine program that celebrates the choreographer’s
contributions to ballet in the twentieth century, Serenade, the first original ballet
Balanchine created in America, is a large-scale work for 28 dancers.

Stravinsky Violin Concerto
Composer: Igor Stravinsky
Choreographer: George Balanchine

Stravinsky Violin Concerto, one of Balanchine’s most renowned Igor Stravinsky ballets,
is a striking blend of brilliant construction and expression of human relationships.

Theme and Variations
Composer: Peter Ilyich Tchaikovsky
Choreographer: George Balanchine

Theme and Variations evokes the great period in classical dancing when Russian ballet
flourished against the backdrop of Peter Ilyich Tchaikovsky’s music.

公演鑑賞の感想についてはまた後日お話ししようと思いますが、下記のリンクより上記の作品の
いくつかが観れますのでお暇な方は見てみて下さい。

2010 Season Preview

Swan Lake パート②

2010-01-30 | 13:13

先日、サンフランシスコバレエのSwan Lakeを観て来たお話しをしましたが、今日は私が感じた
感想等を少しお話ししたいと思います。
サンフランシスコバレエのSwan Lakeは、昨年、セットとコスチュームを新しくし、更に振付を
所々変え、新しいプロダクションとして生まれ変わりました。
振付/構成はサンフランシスコバレエの芸術監督、Helgi Tomasson。
ストーリーは一般的なSwan Lakeと同じなのですが、この新しいプロダクションが昨年開幕した
際は、残念ながらとても評判が良くありませんでした。
昨年、ダンスマガジンに色々な国の評論家達の評価リストが掲載されたのですが、ある評論家
はこのプロダクションを『今年見た最低なプロダクション』として挙げていました(苦笑)。
確かにセットやコスチュームが新装されて綺麗ではあるのですが、Swan Lakeのイメージとは
かなりのずれがあり、昨年観た時も、そして今回も観ていてもしっくりくるものではありません
でした。

プロダクションの話はさておき、プリンシパルキャストのYuan Yuan TanとCasey Herd。
Yuan Yuan Tanのことは皆さんも良くご存じだと思いますが、彼女はサンフランシスコでも勿論
大スター。相方のCasey Herdは、ゲストアーティストで、以前シアトルのパシフィックノース
ウエストバレエでプリンシパルとして活躍していましたが、現在はオランダのHet Nationalに
在籍しています。
Swan Lakeは一般のお客様方にとても親しまれているバレエの一つですので、公演後は観客の
殆どが席を立って拍手して、興奮がおさまらない…という状況でした。

しかし…、私は気持がすっかり冷めた感じ。

彼女のダンサーとしての才能や凄さは、これまで彼女の踊る色々な作品を観て来ているので
私も当然理解していますが、Swan Lakeに関して言えばこのバレエは彼女向きではないのかな…
と思いました。
彼女自身に問題があるのか、それともカンパニーの指導力に欠けるのか、技術的な問題は勿論
ありませんが、彼女のSwanはSwanではなくYuan Yuan Tan自身であり、ストリーの中に吸い込ま
れることなく幕が降りてしまった印象でした。
ストーリーのあるバレエはとても難しく、特にSwan Lakeは難しいと言われていますが本当に
難しいのでしょうね。

下記にサンフランシスコバレエのSwan Lakeのショートビデオをリンクしておきますので
ご興味のある方はご覧下さい。
http://www.sfballet.org/interact/watch/index.asp?bclid=49924290001&bctid=62980798001 

それでは。

Swan Lake

2010-01-24 | 00:00


今日…、サンフランシスコバレエのSwan Lakeを観てきました。
キャストは、Yuan Yuan TanとCasey Herd。
昨年上演された際に観ていないキャストを…と思いヤンヤンの日を選びましたが、
『後悔先に立たず』…。残念ですが満足の行く舞台ではありませんでした(私にとって)。
なぜ満足行かなかったかなどの詳細はまた後日お話ししますが、疲れ過ぎていたのか、
それともこのプロダクションに問題ありか、いずれにせよ私は1幕と2幕の休憩時間に
爆睡。劇場で寝てしまうことなんて、15歳に初めてパリに行き、パリに到着したその日
に観たNDTの公演以外ではありません(モスクワ経由で、体調も悪くかなり時差ぼけでした)。

…というわけで、サンフランシスコバレエのSwan Lakeの感想は後日掲載致します。


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